この記事でわかること
- povoのスマホ保険は入るべき?いらない?
- 3プラン(シンプル/スタンダード5/スタンダード10)の違い
- モバイル保険・AppleCare+ との比較
基本料0円から使えるpovo2.0。維持費を抑えられる一方で、端末が壊れたときの備えは手薄になりがちです。
そんなpovoから、2026年5月に「povoのスマホ保険」というサービスが始まりました。月190円からの3プランで、通信キャリアを問わず、中古スマホや家族の端末も対象にできるのが特徴です。
この記事では、povoのスマホ保険の料金・補償内容・注意点を整理したうえで、加入する価値があるかどうかを正直にお伝えします。
※本記事は2026年9月時点の情報です。保険の内容は改定されることがあります。加入前に必ず公式サイトの重要事項説明書・約款をご確認ください。
総合評価
4.0/ 5.0
格安だが補償は最低限
キャリア不問・中古・家族もOK
結論を一言で
1台・格安向けの保険
免責3,000円/上限5万〜10万円
2026年9月時点・引受はau少短保険
- 月190円からと割安で始めやすい
- キャリア不問・新品/中古・家族の端末も対象
- シンプルなら端末が古くても加入できる
- 置き忘れ・紛失、バッテリー劣化、付属品は対象外
- 1契約1台・自己負担3,000円・掛け捨て(自動更新)
- 補償上限5万〜10万円で高額修理は足が出ることも
3プランから選べる(シンプル/スタンダード5・10)
シンプルは破損・水濡れ、スタンダードは故障・盗難も対象。上限5万〜10万円
povoアプリから申込。購入時に限らずいつでも加入できる
修理代は一度立て替えてマイページから請求。解約返戻金はなし
1台・月額重視ならpovo、複数台・自己負担0円ならモバイル保険
モバイル保険は月700円で最大3台・自己負担0円。用途で使い分け
結論:povoのスマホ保険は入るべき?

一言でいうと、「1台だけ、月額を抑えて最低限の破損補償が欲しい人」向けの割安な保険です。
次のどれかに当てはまるなら、加入を検討する価値があります。
- 中古やSIMフリーの端末を1台で使っている
- povo2.0で維持費を抑えていて、端末補償を付けていない
- とにかく月額を抑えて、破損・水濡れだけ守れれば十分
逆に、次のような人には物足りません。
- 家族の複数台をまとめて補償したい
- 修理時の自己負担を0円にしたい
- 紛失・置き忘れにも備えたい
- 10万円を超えるような高額修理にも備えたい
これらに当てはまるなら、キャリアを問わず最大3台まで・自己負担0円のモバイル保険のほうが合っています(記事の後半で比較します)。
筆者の評価
| 月額の安さ | |
| 補償の手厚さ | |
| 対象の広さ(中古・他社・家族) | |
| 使いやすさ(申込・請求) | |
| 自由度(複数台・乗り換え継続) |
加入前に必ず知っておきたいこと
公式のよくある質問には「故障・紛失時の保険」と書かれていますが、置き忘れ・紛失は全プランで対象外です。守られるのは「盗難」だけで、しかも盗難は警察への届出・受理が条件になります。
また、バッテリーの自然な劣化や、充電器・ケーブルなどの付属品も対象外です。1事故あたり3,000円の自己負担があり、解約しても返戻金はありません。
詳しくは、このあとの章で1つずつ解説します。
povoのスマホ保険とは?3プランの料金・補償内容

「povoのスマホ保険」は、2026年5月21日に始まったスマホ向けの保険です。
- 引受保険会社:au少額短期保険(正式名称は「費用保険(スマホ修理費用特約付)」)
- 取扱代理店:KDDI Digital Life
- KDDI・沖縄セルラーが通信ブランド「povo」の名称を使用
修理費用などを負担したときに保険金が支払われる「費用保険」で、端末を交換してくれるタイプではありません。
「povoのスマホ保険」という名前ですが、povoやauの回線契約は必須ではありません。重要事項説明書での契約者の条件は「日本国内に住む18歳以上」だけです。
ただし、申し込みはpovoアプリ内の案内から進む形で案内されています(2026年9月時点)。他社回線のユーザーが申込画面まで進めるかどうかは、公式で最新の案内を確認してください。
3プラン早見表
| プラン | シンプル | スタンダード5 | スタンダード10 |
|---|---|---|---|
| 月額 | 190円 | 270円 | 380円 |
| 補償対象 | 破損・水濡れ | 破損・水濡れ 故障・盗難 | 破損・水濡れ 故障・盗難 |
| 保険金額 (1事故/通算) | 最大5万円 | 最大5万円 | 最大10万円 |
| 自己負担 | 3,000円 | 3,000円 (盗難は0円) | 3,000円 (盗難は0円) |
| 対象端末 | 購入時期は 問わない | 購入から 2年以内 | 購入から 2年以内 |
ポイントを整理すると、次のとおりです。
- シンプル(190円):破損・水濡れだけ。端末の古さは問わない
- スタンダード5(270円):故障・盗難も対象。ただし購入2年以内の端末のみ
- スタンダード10(380円):補償額の上限が10万円に上がる
- 自己負担は1事故3,000円(修理不能だった場合と盗難は0円)
どのプランを選べばいい?
- 2年以上前に買った端末・型落ちの中古 → 選べるのはシンプルだけです(スタンダードは購入2年以内の端末しか入れません)。
- 2年以内の端末で、故障や盗難もカバーしたい → スタンダード5。シンプルとの差は月80円です。
- 10万円前後のハイエンドiPhone → 画面以外の修理は5万円で足りないことがあるのでスタンダード10が無難です。
補償される?されない?(対象・対象外を整理)

| ケース | シンプル | スタンダード5 | スタンダード10 |
|---|---|---|---|
| 画面割れなどの破損 | ○ | ○ | ○ |
| 水濡れ・水没 | ○ | ○ | ○ |
| 自然故障 | × | ○ | ○ |
| 盗難 (警察へ届出・受理が条件) | × | ○ | ○ |
| 置き忘れ・紛失 | × | × | × |
| バッテリーの劣化・交換 | × | × | × |
| データ復旧の費用 | × | × | × |
誤解されやすいポイント
- 置き忘れ・紛失は対象外。守られるのはスタンダードの「盗難」だけ(発生後60日以内の発覚も条件)
- バッテリーの自然劣化・経年劣化は対象外。付属品(SIM・SDカード・充電器・ケーブル)も対象外
- データ復旧の費用は対象外
- 地震・噴火・津波による損害、非正規の改造をした後の損害は対象外
- フリマ・オークション・知人からの譲渡など個人間で手に入れた端末は対象外(リユースショップや公式認定中古はOK ※念のため公式で確認を)
加入できる条件
- 契約できるのは日本国内に住む18歳以上。povoやauの回線契約は条件に入っていません
- 対象は日本国内で売られたメーカー純正のスマホ(キャリア販売品を含む)。新品でも中古でもOK
- 申込時点で全機能が正常に動き、外観に割れや欠けがないこと(壊れてからは入れません)
- 本人が買った・持っている端末なら、同居または生計が同じ家族が使う端末も対象にできる
- 1台につき1契約。複数台を守るなら台数分の契約が必要
povoスマホ保険加入・保険金請求・解約の流れ

加入(購入時に限らず、いつでも申し込める)
- povoスマホ保険にアクセスし、「お申し込みはこちら」をタップ
- メールアドレスを入力
- メールに届く認証コードを入力
- 補償対象の端末を登録する(IMEI・端末情報・端末の写真をその場で撮影)
- クレジットカードを登録して初回決済(支払いは月払い・カードのみ)
- 「申込の承諾」と「保険料の入金」がそろった翌日の午前0時から補償開始
端末の撮影方法に注意!


povoのスマホ保険-出典元
待機期間(加入してから一定期間は補償されない、という決まり)は重要事項説明書に記載がなく、報道各社は「最短で申込当日から補償が始まる」と説明しています。
保険金の請求(立て替え方式)
- 自分で修理に出し、修理代をいったん立て替える
- 契約者マイページから請求する(破損・水濡れ・故障は「損害見積書・領収証」「損傷が分かる画像」、盗難は「警察の盗難届出証明書」を提出)
- 審査のあと、保険金が振り込まれる
振込までにかかる日数は公式で明記されていません(2026年9月時点)。修理代をいったん自分で払える余裕が必要な点は覚えておきましょう。
解約・更新の注意
- 解約返戻金はなし。使わなければ完全に掛け捨て
- 保険期間は1年で自動更新。やめるなら満期の1ヶ月前までにマイページで手続きが必要
- 更新時はその時点の約款・保険料率が適用され、保険料の値上げや補償の見直しがあり得る
- au少額短期保険は少額短期保険業者で、生命保険契約者保護機構・損害保険契約者保護機構の対象外
povoのスマホ保険のデメリット・気になる点

1. 自己負担3,000円+上限5万〜10万円で、高額修理には足りないことがある
補償されるのは「修理代 − 自己負担3,000円」を、保険金額の上限までです。
iPhone上位機種の背面ガラス割れや基板の修理は、5万円を超えることもあります。高価な端末を守りたいなら、上限10万円のスタンダード10を選んでおくほうが安心です。
2. 1契約1台まで。複数台だと割高になりやすい
1つの契約で守れるのは1台だけです。家族の分もまとめたい場合は、その台数分の契約が必要になります。
複数台をまとめたいなら、1契約で最大3台まで対象にできるモバイル保険のほうが割安になりやすいです。
3. 掛け捨て・自動更新で、条件が見直されることもある
解約返戻金はなく、使わなければ払った分は戻りません。1年ごとに自動更新され、更新のたびに保険料や補償が見直される可能性があります。
「入れっぱなしにせず、年に1度は自分に必要かを見直す」くらいの気持ちで付き合うのがおすすめです。
2年間の負担イメージ(画面割れ修理を1回使った場合)
| プラン | 月額×24ヶ月 | +事故時の自己負担 | 実質負担の合計 |
|---|---|---|---|
| シンプル (190円) | 4,560円 | 3,000円 | 約7,560円 +修理費が5万円を超えた分 |
| スタンダード5 (270円) | 6,480円 | 3,000円 | 約9,480円 +5万円超過分 |
| スタンダード10 (380円) | 9,120円 | 3,000円 | 約12,120円 +10万円超過分 |
povoと他のスマホ保険・補償と比較
| 項目 | povoの スマホ保険 | モバイル保険 | AppleCare+ (iPhone) | povo スマホ 故障サポート |
|---|---|---|---|---|
| 月額 | 190〜380円 | 700円 (非課税) | 1,180円〜 | 830円 |
| 事故時の 自己負担 | 3,000円 (盗難0円) | 0円 | 画面3,700円 その他12,900円 | iPhone 22,000円 Android 11,000円 |
| 対象台数 | 1台/契約 | 最大3台 | 1台 | 1台 |
| 対象端末 | キャリア不問 新品・中古・家族OK | 通信機器全般 キャリア不問 | iPhoneのみ | povoで使う端末 (他社購入もOK) |
| 紛失・盗難 | 盗難のみ○ (スタンダード) | × | △ (盗難・紛失プラン) | × |
| タイプ | 修理費を補償 | 修理費を補償 | 正規修理 | 端末を交換 |
ざっくり整理すると、次のようになります。
- 1台だけ・月額を最優先したいなら → povoのスマホ保険
- 複数台・自己負担0円・乗り換えても継続したいなら → モバイル保険(月700円)
- iPhoneで正規修理・その場対応にこだわるなら → AppleCare+
モバイル保険は月700円(非課税)で最大3台まで、修理時の自己負担が0円です。端末に紐づく保険なので、povoから他社へ乗り換えても続けられます。
povoのスマホ保険は「1台・格安・最低限」、モバイル保険は「複数台・自己負担0円・手厚さ」と考えると選びやすいです。モバイル保険の補償内容・加入手順・注意点は、こちらの記事で詳しく解説しています。
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【コスパ最強】モバイル保険の実力を徹底解説!スマホ保険の最適解
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「povoのスマホ保険」と「スマホ故障サポート」は別物
名前が似ていて混同されやすいのですが、povo2.0には「スマホ故障サポート」という有料トッピングも別にあります。
| 項目 | povoのスマホ保険 | スマホ故障サポート |
|---|---|---|
| 正体 | au少額短期保険の費用保険 (修理代を補填) | povo2.0の有料トッピング (端末を交換) |
| 月額 | 190〜380円 | 830円 |
| 事故時の負担 | 3,000円 (修理代は立替) | iPhone 22,000円 Android 11,000円 |
| povo回線 | 不要 | 必須 |
| 向いている使い方 | 修理で直る故障・破損を安く守りたい | 壊れたら即・同等機に交換したい |
povoのスマホ保険が向いている人・向いていない人

向いている人
- 中古やSIMフリーの端末を1台で使っている
- povo2.0で維持費を抑えていて、端末補償を付けていない
- AppleCare+やキャリア補償の月額が高いと感じている
- 破損・水濡れだけでも安く守れれば十分
特に、2年以上前に買った端末や中古スマホは、そもそも入れる保険が限られます。そこを月190円から守れるのは、この保険ならではの強みです。
向いていない人
- 家族の複数台をまとめて補償したい
- 修理時の自己負担を0円にしたい
- 紛失・置き忘れにも備えたい
- 10万円を超える高額修理にも備えたい
- スマホを壊した経験がほとんどなく、ケースや保護ガラスで自衛できている
複数台・自己負担0円・乗り換え継続を求めるなら、キャリアを問わず最大3台まで対象にできるモバイル保険のほうが総合的に有利です。
また、壊した経験がほぼない人は、保険料がそのまま掛け捨てで終わる可能性が高いので、無理に加入しなくても大丈夫です。
povoのスマホ保険の評判・口コミ

現時点の評判
「povoのスマホ保険」は2026年5月に始まったばかりで、加入者の口コミはまだ多くありません。ここでは、ネット上で確認できる数少ない声を紹介します。
※ネット上の声をもとに筆者が要約・再構成しています。個人が特定されない形に一般化しています。
良い評判・前向きな声
- これまで入っていた他社の有料スマホ保険(月数百円)から、月190円のこの保険に乗り換えた。中身が薄い分は割り切って、コストを下げられた
- 中古で買ったスマホや、少し前の機種でも入れるのがありがたい
- povo2.0で維持費を抑えているので、端末側の備えも月190円からで揃えられるのは相性がいい
気になる声・注意されている点
不満やトラブルの口コミ、保険金を実際に請求した体験談は、サービスが新しいため現時点ではほとんど見当たりません。
一方で、解説記事などでは「置き忘れ・紛失は対象外なのに、名前や案内から“紛失も対象”と誤解しやすい」「自己負担3,000円と補償上限(5万〜10万円)があるので、高額修理では足が出る」といった点が繰り返し指摘されています。加入前に補償範囲を確認しておきましょう。
利用者の声が増え次第、追記します。
povoスマホ保険に関するよくある質問
povoを契約していなくても入れますか?
重要事項説明書での契約者の条件は「日本国内に住む18歳以上」だけで、povo・auの回線契約は条件になっていません。ただし申し込みはpovoアプリ内の案内から進む形で案内されているため、他社回線のユーザーが申込画面まで進めるかは公式で最新の案内を確認してください。
中古スマホや他社で買ったスマホでも対象ですか?
対象です。新品・中古を問わず、日本国内で売られたメーカー純正品なら加入できます。ただし、フリマ・オークション・知人からの譲渡など個人間で手に入れた端末は対象外です。
シンプルとスタンダードの違いは何ですか?
シンプル(190円)は破損・水濡れのみで、端末の古さは問いません。スタンダード5(270円)/10(380円)は故障・盗難も対象になりますが、購入から2年以内の端末しか入れません。補償額の上限は、シンプルとスタンダード5が5万円、スタンダード10が10万円です。
紛失・置き忘れは補償されますか?
補償されません。守られるのはスタンダードの「盗難」だけで、警察への届出・受理と、発生から60日以内の発覚が条件です。
バッテリー交換・劣化は対象ですか?
対象外です。バッテリーを含む自然の消耗・劣化は補償されません。充電器・ケーブル・SIM・SDカードなどの付属品も対象外です。
壊れてからでも入れますか?
入れません。申込時点で全機能が正常に動き、外観に割れや欠けがないことが条件です。
保険金はどうやって受け取りますか?
自分で修理して費用を立て替えたあと、マイページから請求します。見積書・領収証・損傷が分かる画像などを提出し、審査を経て振り込まれます。盗難の場合は警察の届出証明書が必要です。振込までの日数は公式に明記されていません。
解約はできますか?使わなかったら戻りますか?
いつでも解約できますが、解約返戻金はありません。前払いした分の返金もなく、掛け捨てです。
povoの「スマホ故障サポート」とは何が違いますか?
スマホ故障サポートはpovo2.0のトッピング(月830円)で、壊れたときに端末を交換するタイプです(負担金はiPhone 22,000円/Android 11,000円)。povoのスマホ保険は修理代を補償する保険で、月190円から・自己負担3,000円です。
まとめ:povoのスマホ保険は「1台・格安・最低限」で選ぶ

- 月190〜380円の3プラン。キャリア不問・中古・家族の端末も対象にできる
- 自己負担は1事故3,000円。補償の上限は5万〜10万円で、1契約1台まで
- 置き忘れ・紛失、バッテリー劣化、付属品、データ復旧は対象外
- 解約返戻金なし・自動更新。更新時に条件が見直されることがある
- 「1台・格安・最低限」ならアリ。複数台・自己負担0円ならモバイル保険が向く
povoのスマホ保険が合うかどうかは、結局のところ「守りたいのが1台か複数台か」「月額と補償の手厚さ、どちらを優先するか」で決まります。
中古やSIMフリー端末を1台だけ、安く守りたい人には十分な選択肢です。一方で、家族の複数台をまとめたい・自己負担を0円にしたいなら、別の保険を検討する価値があります。
たとえばモバイル保険なら、月700円(非課税)で最大3台まで、修理時の自己負担は0円。povoから他社へ乗り換えても、そのまま補償を続けられます。
「複数台をまとめたい」「自己負担0円がいい」と感じた方は、povoのスマホ保険と比べてみてください。補償内容・加入手順・注意点は、次の記事で詳しく解説しています。
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