
この記事でわかること
- スマホ保険は必要?不必要?
- スマホ保険とは
- スマホ保険のメリット・デメリット
- おすすめのスマホ保険
「スマホを落として画面が割れた、うっかり水没させてしまった」突然こんなことが起こったら、どうしますか?
スマホの修理費は高額になることもあり、万が一に備えて「スマホ保険って必要なのかな…」と気になる人も多いはず。
けれどスマホ保険は少額といえど毎月お金がかかるため、本当に入るべきか迷ってしまいますよね。
この記事では、スマホ保険の必要性や補償内容、向いている人の特徴などをわかりやすく解説します。

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【結論】スマホは必要?どんな人に向いている?

スマホ保険が本当に必要かどうかは、端末の価格や使用スタイルによって変わります。
スマホは高価な精密機器でありながら、日常的に持ち歩き、落下や水濡れなどのリスクにも常にさらされています。
特に、修理費が高額になる最新機種を使っている人や過去に故障経験がある人は保険に入っておくと安心です。
一方で、安価な端末や自宅中心の使用でリスクが少ない人にとっては、保険料が無駄になる可能性もあります。
自分の使い方と保険料を照らし合わせて検討しましょう。
スマホ保険が「必要な人」と「不必要な人」の違い
スマホ保険が必要な人と不必要な人の特徴を表にまとめました。
必要な人の項目が当てはまっている人は、スマホ保険の検討をおすすめします。
スマホの保険が
必要な人 | ・高価なスマホを使用している ・過去に故障の経験がある ・外出先で頻繁に使う ・仕事で使う ・突発的な出費を避けたい |
不必要な人 | ・端末代が安い ・家でしか使わない ・故障しない自信がある |
上記に当てはまらなくても、故障が心配な方は保険に入っておくのが無難です。
実際に保険を使う機会がなくても、「いざという時は大丈夫」という安心感が得られます。
スマホが壊れることを心配しすぎずに済むため、日常生活でもストレスが減り、快適にスマホを使い続けることができます。
スマホ保険の必要性を判断する3つの基準
スマホ保険が必要かどうか判断するために、参考までに3つの判断基準を載せておきます。
3つの基準
- スマホ端末の価格
- 10万円以上なら入るべき
- 使用状況
- 屋外での利用が多いと、故障のリスクも高い
- 過去の故障歴
- 「また壊れたらどうしよう」そんな不安をなくすために
最新のiPhoneを使っている方は、本体価格の高騰に比例して、修理費も以前に比べて上がっています。
iPhoneの場合、1年間は製品限定保証が付いているため安心ですが、その後壊れると大変なので、スマホ保険を加入することを推奨します。
iPhoneだとApplecare+に入るか民間の保険に入るか非常に迷います。
AppleCare+とモバイル保険、どちらがお得で補償が充実しているのか気になる方は、ぜひ下記の記事をご覧ください。
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スマホ保険とは?仕組みやサービスについて解説

スマホ保険とは、スマートフォンの故障や破損、水没、盗難などのトラブルが発生した際に、修理費や再購入費の一部または全額を補償してくれるサービスです。
月額料金を支払うことで、万が一の出費に備えられる点が大きなメリットです。
補償内容や保険の種類によって、適用範囲や請求方法が異なるため、まずは基本的な種類と補償内容を知っておくことが大切です。
スマホが生活に欠かせない時代になった心強いサービスです。
スマホ保険の主な種類(キャリア・メーカー・独立型)
スマホ保険は主に3つの種類に分類されます。
スマホ保険
- キャリア提供型
- 例→ドコモ、au、ソフトバンク、楽天など
- メーカー提供型
- 例→Applecare+など
- 独立型(民間)
- 例→モバイル保険など
キャリア提供型

NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天などの通信キャリアが提供する保険です。
月額料金は500~1,000円程度で、購入端末に自動的にオプションとして追加されることもあります。
手続きが簡単ですが、キャリアを乗り換えると継続できないことが多いです。
また、キャリア型のスマホ保険は、ドコモならドコモで購入した端末のみに限定されるなど、対象の端末が制限されるデメリットがあります。
メーカー提供型

端末メーカーが提供する公式の延長保証サービスです。
AppleCare+の場合はApple製品に特化し、プランによっては盗難やバッテリー劣化にも対応しています。
月額料金は最新のiPhoneになるほど、高くなっており、980円~1,740円となっています。(iPhone15以降のモデル)
公式の補償が受けられる一方で、端末ごとに個別加入が必要、修理時は自己負担が発生するデメリットがあります。
キャリア型や独立型と比べて料金が高く、コスパを重視する方には少し割高に感じるかもしれません。
独立型(民間)

キャリアやメーカーに関係なく利用できる保険です。
購入から1年以内に加入する条件はありますが、他の保険に比べて、様々なデバイスで加入することができます。
スマホ以外にも、タブレットやゲーム機など複数端末を一括で補償できるものもあり、自由度が高く、コストパフォーマンスに優れている点が魅力です。
モバイル保険なら、最大3台まで登録できます。
全体を比較すると、補償内容・コスト面ともに独立型が最も優れています。
補償される内容
スマホ保険でカバーされるトラブルは、以下のようなものがあります。
- 画面割れ:
- 最も多い故障原因で、落下による液晶の損傷やタッチ不良が対象となります。
- 水没:
- 雨や飲み物のこぼれによる基板のショートなど、水による内部故障に対応。
- 故障全般:
- 充電できない、電源が入らない、操作が効かないなどの不具合も補償範囲に含まれることが多いです。
- 盗難・紛失:
- 一部の保険では盗難や紛失にも対応。
- ただし、プランや保険会社によっては対象外となる場合もあるため、加入前に確認が必要です。
- バッテリー劣化:
- AppleCare+など一部のメーカー系サービスでは、バッテリーの著しい劣化も補償対象となります。
補償内容や請求手続き、自己負担金の有無はサービスごとに異なります。
加入前には補償範囲をしっかりチェックし、自分の使用状況に合ったものを選ぶことが重要です。

スマホ保険のメリット・デメリット

スマホ保険のメリット・デメリットについて解説します。
スマホ保険のメリット
- 修理費用を大幅にカバーできる
- スマホの画面割れや水没修理は数万円に及ぶこともありますが、保険に入っていれば実質0円~数千円の負担で済むことが多く、経済的なダメージを軽減できます。
- 精神的な安心感を得られる
- 「もし壊れたらどうしよう…」という不安を感じずにすみ、仕事や旅行、日常の使用でも安心してスマホを使えます。
- 様々なトラブルに対応できる(補償範囲による)
- 盗難、水没、破損など、故障の原因を問わず補償される場合もあるため、幅広いトラブルに備えることができます(※保険によって異なります)。
- 複数端末を補償できる保険もある
- モバイル保険などでは、スマホに加えてノートPCやタブレット、イヤホンなどもまとめて補償できるため、ガジェットが多い人に最適です。
- 高額端末を使う人にとってはコスパが高い
- iPhoneやGalaxyなど10万円を超える端末を使っている人にとっては、万が一の際に保険の恩恵を実感しやすいです。
保険によって補償内容は異なるので、加入前に必ず確認しましょう。
保険に入っておくことで、突然の故障でも高額な修理費に悩まずにすみます。
モバイル保険のデメリット
- 月額費用・年会費がかかる
- 使わなかった場合も保険料は発生するため、トラブルがなければ「損した」と感じる人もいます。
- 保険金請求に手間がかかる
- 修理証明書、購入証明、端末写真などが必要な場合が多く、申請少し面倒です。
- すべてのトラブルが補償対象ではない
- たとえば、置き忘れ・紛失・バッテリー劣化などは補償外になることが多く、注意が必要です。
- 加入するときに必ず補償内容を確認しましょう。
- 年に1回しか使えない保険もある
- キャリア系やクレカ付帯の保険では、年1回のみの補償という制限がある場合があります。
- 修理代を一時立て替えが必要なことが多い
- 基本的には一度自分で修理費を支払い、その後保険会社に請求する形となるため、まとまったお金が一時的に必要になることもあります。
- 自己負担が発生する
- AppleCare+の場合、3,700円 or 12,900円の自己負担が発生します。
上記のようにいくつかのデメリットはあります。
しかし、それらの制約を理解したうえで活用すれば、高額な修理費をカバーできる頼もしい保険です。
「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、万が一のトラブルに対する安心を買えるという点で、多くの人にとって心強い選択肢になるでしょう。
スマホ保険の料金シミュレーション

AppleCare+・モバイル保険・保険なしで故障したときの料金シミュレーション
下記の条件で負担額についてシミュレーションします。
条件
- iPhone16Pro
- 購入から3年後
- 画面割れの故障
- 保険の加入期間は24ヶ月
- 1年間は製品限定保証があるため
- AppleCare+は通常プラン
料金シミュレーション
AppleCare+ | モバイル保険 | 保険なし | |
月額料金 | 1,580円 | 700円 | 0円 |
保険料 24ヶ月分 | 37,920円 | 16,800円 | 0円 |
修理費 | 3,700円 | 0円 | 50,800円 |
合計負担額 | 41,602円 | 16,800円 | 50,800円 |
特徴 | 正規修理 料金高め 修理時の自己負担あり | 年10万円まで自己負担なし 最大3台まで補償 コスパ最強 | 故障した時のリスク大 故障しなければ出費なし |
自己負担額的には
保険なし>AppleCare+>モバイル保険
となっています。
保険なしとモバイル保険では、34,000円の大きな差がつきます。
AppleCare+は、月額料金の負担が大きく、モバイル保険の倍なので、結局合計負担額は大きくなっています。
表をみると、モバイル保険が最も負担額が少ないことがわかります。
次の項目では、そんな「モバイル保険」の補償内容や特徴について、さらに詳しく解説していきます。
あなたにとって本当にお得な選択肢かどうか、確かめてみてください。
モバイル保険について

サービス名 | モバイル保険 |
月額 | 700円 |
修理時の自己負担 | 0円(上限あり) |
補償対象台数 | 3台 |
補償対象 | 故障・破損 水没・盗難 |
補償対象外 | 紛失・バッテリー交換 |
最大補償額 | 10万円(主端末)/年 3万円(副端末)/年 合計10万円/年 |
登録できる端末 | スマホ、タブレット、パソコンなど 通信機器全て |
登録期間 | 基本的には購入から1年以内 |
保険金請求期限 | 3年 |
壊れてからでは遅い…備えるなら今!
モバイル保険の特徴
- 1契約で3端末まで補償可能
- 幅広い補償を提供
- 年間最大10万円まで補償
- デバイス全般を補償
- 永続的に補償
- 幅広い修理に対応
- ※スマホ保険シェアNo,1
- コスパが良い
※2024年9月時点 各保険会社のディスクロージャー資料比較より
モバイル保険はスマホ保険シェアNo.1を誇る信頼と実績のあるサービスです。
シンプルな料金設定と幅広い補償内容で、多くのユーザーから支持を集めています。
「どのスマホ保険に入ればいいかわからない…」という方には、まずモバイル保険を検討するのがおすすめです。
モバイル保険の詳しい補償内容や登録の流れなどは、下記の記事にて解説しています。
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まとめ:スマホ保険があると心強い

スマホ保険が本当に必要かどうかは、ライフスタイルや使用状況によって異なります。
スマホを頻繁に落としたり、突発的な出費を避けたい方にとっては、安心して使える心強いサービスになります。
逆に、ほとんど故障経験がなく慎重に扱っている方は不要と感じることもあるでしょう。
ただし、故障や修理は突然起こるものであり、特に高額な端末を使っている場合には修理費用も高額になる傾向があります。
万が一に備えるという意味では、保険は精神的な安心材料にもなります。
自分の使い方を見直したうえで、必要性を判断することが大切です。