ケーブルは基本的に黒色が多く、白を基調とした部屋で統一している方にとっては、黒いケーブルが目立ってしまい、雰囲気を壊す天敵となりがちです。
そんな悩みを解決するのが「白色のHDMIケーブル」です。
白いケーブルなら、部屋の雰囲気を壊すことなく、統一感のある白環境を維持できます。
今回は、白色HDMIケーブルの選び方やおすすめ商品を紹介します。
-
【規格別解説】白色DisplayPortケーブルの選び方とおすすめモデル紹介!
続きを見る
Contents
はじめに...
HDMIとDisplayPortの違い
HDMI
- 用途:
- 主にテレビや家庭用機器に使用されています。
- 特徴:
- 映像と音声を一緒に伝送できるため、家庭用AV機器やゲーム機、PCモニターに最適。最新規格HDMI 2.1は4K@120Hzや8Kに対応。
DisplayPort
- 用途:
- PCモニターやゲーミングPCに特化したケーブルです。
- 特徴:
- 高リフレッシュレートや解像度に強く、マルチモニター接続が可能。DP 1.4は4K@120Hz、DP 2.0は8Kまで対応。
比較表
HDMI | DisplayPort | |
---|---|---|
最大解像度 /リフレッシュレート | 4K@60Hz(HDMI 2.0) 10K@120Hz(HDMI 2.1) | 8K@60Hz(DP 1.4) 10K@60Hz(DP 2.0) |
主な機器 | テレビ、ゲーム機、AV機器、PCモニター | ゲーミングPC、PCモニター |
モニターや機器に対応していれば、HDMI・DisplayPortどちらを使用してもOKです。
白色HDMIケーブルの魅力/
白色HDMIケーブルは、部屋のインテリアにこだわりがある方にとって、大きな魅力があります。
一般的にHDMIケーブルは黒色が主流ですが、白を基調とした部屋やデバイスの多い空間では、黒いケーブルが目立ってしまい、インテリアの統一感を損ねることがあります。
白色HDMIケーブルは、こうした問題を解決し、部屋全体を統一したデザインを演出します。
1. インテリアに馴染むデザイン
白色のケーブルは、モダンでミニマルな部屋や統一感・清潔感を重視した空間に自然に溶け込みます。
例えば、白いデスクや壁、家具、デバイスに囲まれた部屋では、黒いケーブルは目立つため、ケーブルを隠す必要があります。
一方、白色HDMIケーブルなら、そのまま露出していても自然に馴染み、ケーブルを隠す手間が省けるため、部屋全体をすっきりとした印象に保つことができます。
2. 清潔感を保てるデザイン
白色HDMIケーブルは、清潔感のある部屋作りに最適です。
特に白を基調とした空間では、黒いケーブルが目立ちやすく、少し残念な印象を与えがちです。
一方、白いケーブルはインテリアに溶け込み、ケーブルの存在を気にせず、すっきりとした印象を保つことができます。
これにより、部屋全体が美しく整って見え、配線を気にすることなく快適なゲーム環境を作れます。
3. 既存のケーブルからのアップグレードに最適
現在使っているHDMIケーブルがある方は、白色HDMIケーブルにアップグレードすることで、最新のHDMI 2.0やHDMI 2.1規格に対応した製品を手に入れることができます。
これにより、4Kや8K映像、HDR、そして高リフレッシュレートの映像伝送にも対応可能となり、より高品質な映像や音声を楽しめます。
白いデザインで部屋の統一感を保ちながら、性能面でも大きなアップグレードが期待できます。
HDMIケーブルの規格と選び方
HDMI規格について
HDMI(High-Definition Multimedia Interface)は、映像や音声を高品質で伝送するためのインターフェース規格です。
テレビ、ゲーム機、モニター、PCなど、多くの機器で利用されています。
HDMIケーブルにはさまざまなバージョン(規格)があり、それぞれの規格によって対応する解像度や機能が異なります。
規格のポイント
- 解像度:どれくらいの画質で映像を表示できるか。4Kや8Kなどが含まれます。
- リフレッシュレート:1秒あたりに画面が更新される回数。ゲームでは高リフレッシュレートが重要です。
- HDR対応:映像の明暗差を鮮やかに表現する技術。高品質な映像を楽しむために重要です。
- 音声機能:最新のHDMI規格では、複数チャンネルのオーディオや高解像度音声にも対応。
主なHDMI規格の比較
規格 | HDMI 1.4 | HDMI 2.0 | HDMI 2.1 |
---|---|---|---|
最大解像度 | 4K | 4K | 10K |
リフレッシュレート | 60Hz(FHD) 30Hz(4K) | 240Hz(FHD) 60Hz(4K) | 1440Hz(FHD) 120Hz(4K/8K) |
転送速度 | 10.2Gbps | 18Gbps | 48Gbps |
主な機能 | 3D映像,ARC,イーサネット | HDR,32chオーディオ 4:4:4 クロマサブサンプリング | VRR,eARC,ALLM |
主な使い道 | FHDモニター テレビ | FHD・WQHDモニター 4Kテレビ | 4Kモニター 8Kテレビ |
それぞれの数値を実現するには、対応する機器やモニター製品を使用する必要があります。
主な機能には難しい言葉が並んでいますが、規格が新しくなるごとに機能が増えると覚えていれば大丈夫です。
ちなみに...規格によって、大きく値段が変わることはありません。
それぞれのHDMI規格の特徴
HDMI1.4
初めて4Kに対応した規格ですが、30Hzまでしかサポートしていないため、映像が滑らかに動かないことがあります。
3D映像やオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応しており、基本的な機能は充実していますが、最新の高解像度や高リフレッシュレートを求める方には物足りないかもしれません。
どちらかというともう古い規格なので、これからHDMIケーブルを買う方には、全くおすすめできません。
HDMI 2.0
4K解像度で60Hzのリフレッシュレートに対応。
HDR(ハイダイナミックレンジ)や32チャンネルのオーディオにも対応しており、現代の4Kテレビやゲーム機にも最適です。
今HDMIを買うなら、最もコスパが良い規格です。
HDMI 2.1
最新の規格で、最大10K解像度までサポート。
8K@60Hzや4K@120Hzといった超高解像度・高リフレッシュレートの映像にも対応しており、特にゲーマーや8Kコンテンツを視聴する方には最適です。
また、eARC(オーディオリターンチャンネルの拡張版)やVRR(可変リフレッシュレート)など、最新技術に対応しているため、次世代のエンターテイメントを楽しむことができます。
まだ対応しているモニターが少ないですが、将来を見据えてこの規格を買っておくと、数年後にHDMIを買い換える必要がなくなります。
HDMIの選び方
どの規格が自分に最適か...?
HDMI規格を選ぶ際は、使うモニターや目的に合わせることが重要です。以下のポイントを参考にして、自分に最適な規格を選びましょう。
- HDMI 1.4が最適な人:
- 主にFHD(1080p)の解像度で映画や動画を楽しむ方
- 古いテレビやモニターを使用している場合
- HDMI 2.0が最適な人:
- 4K解像度で60Hzの映像を楽しみたい場合に最適
- PCやゲーム機(PlayStation 5)での4K視聴やゲームを楽しみたい場合
- WQHD(2560x1440)144Hzのリフレッシュレートで楽しみたい場合
- HDMI 2.1が最適な人:
- 8Kテレビや4K@120Hzの高リフレッシュレートを活かしたゲーミングを楽しみたい方に最適
- 次世代ゲーム機(PlayStation 5、Xbox Series X)やハイエンドゲーミングPCを使う場合
- 最新の機器を楽しみたい方
自分のデバイスや使用目的を考えた上で、最適なHDMI規格を選ぶことで、快適な映像・音声を体験できます。
おすすめの白色HDMIケーブル
デジフォース ウルトラハイスピードHDMIケーブル 【HDMI2.1】
メーカー | DIGIFORCE |
規格 | HDMI 2.1 |
長さ | 0.9m・1.8m |
性能 | 8K60Hz/4K120Hz 48Gbps |
主な特徴
- 直径3.6mスリムケーブル
- 3重構造のシールド
- 金メッキプラグ・ピン:サビに強い
- 最新HDMI(Dynamic HDR,eARC,ALLMなど対応)
- 8K対応
- 18ヶ月の製品保証付き
このHDMIケーブルは、最新の2.1規格で、8K映像や4K120Hzの高画質な映像をスムーズに伝えることができます。
さらに、ゲームプレイ中の画面の乱れや遅延を軽減する機能など、快適な映像をサポートします。
シールド構造と金メッキプラグで、ノイズを防ぎ高品質を保ちます。
PCゲームをやる方や映像をより楽しみたい方にピッタリのHDMIケーブルです。
>デジフォース ウルトラハイスピードHDMIケーブル 【HDMI2.1】
エレコム HDMI ケーブル プレミアム スーパースリム 【HDMI2.0】
メーカー | エレコム |
規格 | HDMI 2.0 |
長さ | 1m・1.5m・1.8m |
性能 | 4K60Hz 18Gbps |
主な特徴
- 3.2mmスリムケーブル
- 3重シールド構造
- 金プラグメッキ
- 4K@60Hz対応
エレコムのHDM2.0ケーブルは、4K映像(60Hz)に対応し、映画やゲームを高画質で楽しめます。
ケーブルがとても細くてスリムなので、扱いやすく、配線しやすいです。
ノイズを防ぐ3重のシールド構造で、映像や音声もきれいに伝わります。
小さなコネクターで使いやすく、どんな場所にも配線しやすいのが魅力です。
>エレコム HDMI ケーブル プレミアム スーパースリム 【HDMI2.0】
プレミアムハイスピード HDMIケーブル 【HDMI2.0】
メーカー | F-Factory |
規格 | HDMI 2.0 |
長さ | 1m・1.5m・2m |
性能 | 4K60Hz 18Gbps |
主な特徴
- 3重シールド構造
- ツイストペアケーブル
- 4K@60Hz対応
余計な機能を省いたシンプルなHDMIケーブルです。
その分、手頃な価格で購入でき、コスパ抜群です。
ノイズ防止機能もしっかり備えているため、映像が乱れる心配もありません。
シンプルながら必要な性能をしっかり押さえた信頼できる製品です。
>プレミアムハイスピード HDMIケーブル 【HDMI2.0】
HDMIケーブルの注意点
HDMIケーブルを長く安全に使うために、以下のポイントに注意しましょう。
1. 断線に注意
HDMIケーブルは柔らかい素材でできていますが、無理に引っ張ったり、折り曲げると断線の原因になります。
特に、コネクタ付近は繊細で、力をかけすぎると簡単に壊れてしまうことも...
また、ペット(猫や犬)が噛んだり引っ張ったりして断線させることもあるため、ケーブルをペットの手の届かない場所に設置しましょう。
↪︎対策:ケーブルを無理に折り曲げない、適度な余裕を持たせて配線する。また、ペットの噛み癖がある場合はケーブル保護カバーを使う。
2. コネクタを奥までしっかり挿す
HDMIコネクタが奥までしっかり挿さっていないと、映像や音声が途切れるまたは反応しない原因になります。
モニターやテレビが付かない時は、まずはケーブルがしっかり挿さっているか確認しましょう。
↪︎対策:接続時には、コネクタをしっかりと奥まで挿し込むことを確認する。
3. ケーブルの長さに注意
HDMIケーブルの長さが長くなると、信号が劣化しやすくなります。
あまりいないとは思いますが、10mを超えるケーブルでは、映像や音声の品質が低下する場合があります。
↪︎対策:長距離の接続が必要な場合は、信号を増幅するHDMIリピーターやアクティブHDMIケーブルを使用する。
4. ケーブルの種類や規格を確認
接続する機器に合わせて、適切なHDMI規格のケーブルを選ぶことが大切です。
例えば、4Kや8Kの映像を楽しむにはHDMI 2.0以上やHDMI 2.1規格が必要です。
古いケーブルだと、機器の性能を最大限引き出すことができません。
↪︎対策:使用機器に対応した規格のケーブルを選びましょう。
5. ノイズ対策
HDMIケーブルは、他の電源コードや電子機器の近くを通ると、ノイズの影響を受けることがあります。
それにより、映像や音声が乱れることがあります。
↪︎対策:ノイズを防ぐためにシールド付きケーブルを使用する。
6. 極端な環境に注意
HDMIケーブルは、極端な温度や湿度、直射日光にさらされると劣化が早まります。
特に高温や湿気の多い場所で使用すると、ケーブルがダメージを蓄積し、数年後に断線や性能低下の原因となります。
↪︎対策:直射日光が当たる場所や高温・湿度の高い環境での使用は避け、ケーブルを適切な場所に設置しましょう。
まとめ
今回は、白色HDMIケーブルの特徴や選び方、そしておすすめの製品を紹介しました。
部屋のデザインを意識しながら、高画質映像や高音質を楽しめる白色HDMIケーブルは、機能性と美しさを求める方にぴったりです。
ケーブルの規格や選び方のポイントを押さえつつ、注意点にも気をつけ、最適なケーブルを選んでください。