この記事でわかること
- ニッセイプラススマホ保険の概要
- ニッセイプラススマホ保険のデメリット
- ニッセイプラススマホ保険と他社スマホ保険の比較

「ニッセイプラスのスマホ保険が気になるけど、デメリットってないの?」
そんな疑問をお持ちの方のために、本記事では加入前に知っておきたい注意点や補償内容について詳しく解説します。
公式サイトでは見えづらいデメリットや向いていない人の特徴なども取り上げ、ニッセイプラスのスマホ保険に入るべきかどうか、判断できるよう丁寧にお伝えします。

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結論:ニッセイプラススマホ保険はこんな方には向いてない
ニッセイプラスのスマホ保険は、月額200円からと手頃な価格で加入でき、「安心プラン」では、修理・破損・水濡れ・盗難などの補償を幅広くカバーしている優れた保険です。
ただし、補償対象や制度にいくつか注意点があるため、以下のような方にはおすすめしにくい面があります。
おすすめしにくいケース
- スマホ以外のデバイス(PCやタブレット)もまとめて補償したい方
- → 本保険はスマートフォンのみが対象
- 複数台を1契約でまとめて補償したい方
- → 1契約につき1台のみ補償
- 自己負担なしで保険を使いたい方
- → 修理時には3,000円の自己負担が発生
- 高額なスマホを使っていて補償上限額を気にする方
- → シンプルプランは年間5万円まで、安心プランでも年間10万円が上限
- 最近のハイエンド端末ユーザーには少し不安が残る
結論として、ニッセイプラスのスマホ保険は「スマホ1台を、最低限のコストで安心補償したい人」には向いていますが、
手厚い補償や複数端末への対応を求める人には、他のスマホ保険(モバイル保険)の方が適している可能性があります。
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ニッセイプラスのスマホ保険とは?概要と特徴を解説

ニッセイプラスのスマホ保険は、月額200円から加入できる手頃な保険料で、スマートフォンのさまざまなトラブルに備えることができる保険商品です。
通信キャリアや端末メーカー、新品・中古を問わず幅広く対応しており、申し込みから保険金請求までスマホで完結する手軽さが特徴です。
ニッセイプラススマホ保険概要
サービス名 | スマホ保険 ニッセイプラス少額短期保険 |
プラン | シンプルプラン 安心プラン |
月額 | シ:200円 安:400円 |
補償端末数 | 1契約1台 |
補償対象 | シ:破損 安:破損・水濡れ・故障・盗難 |
補償対象外(共通) | 紛失・バッテリー交換 |
最大補償額 | シ:最大5万円 安:最大10万円 |
自己負担額 | 3,000円 |
登録できる端末 | スマホのみ |
登録条件 | 正常に全機能が 動作するスマホ |
保険金請求期限 | 3年 |
200円から加入できる!
ニッセイプラススマホ保険の特徴
- 月額200円から加入できる
- 手続き全てWeb上で完結
- 新品も中古のスマホもOK
- 家族のスマホも補償対象
- ※修理時は自己負担額が発生
※ニッセイプラススマホ保険のデメリットにて詳しく解説
月額200円から加入できる
ニッセイプラスのスマホ保険は、月額200円から気軽に加入できる点が魅力です。
しかし、シンプルプランはあまりおすすめできません。
理由は、補償されるのが破損のみなので、水濡れや故障、盗難といったトラブルには一切対応していないからです。
日常的に起こりやすいのは落下による画面割れだけとは限らず、予期せぬ故障や水没リスクも十分に考えられます。
そのため、安心できる補償を求めるなら、400円の安心プランを選択しましょう!
手続き全てWeb上で完結
保険の申し込みから保険金の請求まで、すべてWeb上で完結できます。
難しい書類の手続きは不要で、スマホからの入力だけで簡単に手続き可能です。
ただし、補償対象のスマホを撮影する必要があるため、別のスマホやカメラが必要になる点には注意しましょう。
新品も中古のスマホもOK
ニッセイプラスのスマホ保険は、新品・中古を問わず加入できるのが大きな魅力です。
たとえば、メルカリやフリマアプリで購入したスマホ、家族や友人から譲り受けた端末でも、正常に動作していれば補償対象にできます。
ただし、申し込み後には端末の写真提出や情報入力をもとに審査が行われます。
スマホの機種や状態によっては、補償対象外になることもあるため注意が必要です。
ニッセイプラススマホ保険のデメリット

ここでは、ニッセイプラススマホ保険のデメリットについてモバイル保険やAppleCare+と比較しながら、詳しく解説します。
ニッセイプラススマホ保険では、修理時に自己負担3,000円が発生します。
つまり、月額保険料とは別に、実際に修理が必要になった場合は追加で3,000円を支払う必要があるということです。
スマホ保険には、自己負担がない保険も存在します。
たとえば、、、
- 自己負担なし → モバイル保険
- 自己負担あり → AppleCare+(3,700円〜など)
といったように、保険ごとに条件が異なります。
そのため、「月額料金が安いからお得」と考えるのではなく、自己負担の有無も含めてトータルで比較することが大切です。
料金比較
ニッセイプラス | AppleCare+ | モバイル保険 | |
月額料金 | 200円 or 400円 | 980円~1,740円 | 700円 |
自己負担 | 3,000円 | 3,700円 or 12,900円 | なし |
最大補償額(年間) | 5万円 or 10万円 | なし | 10万円 |
ニッセイプラスのスマホ保険では、バッテリーの劣化やスマホの紛失は補償の対象外です。
実はこれ、ニッセイプラスに限った話ではなく、ほとんどのスマホ保険で同様の扱いとなっています。
というのも、バッテリー劣化は長期間の使用による「消耗品扱い」とされ、紛失はユーザー側の過失と判断されやすいため、補償対象から外れるのが一般的です。
ごく一部の保険では例外的に対応していることもありますが、バッテリーや紛失が補償される保険の方がめずらしいという認識を持っておくと良いでしょう。
(例:AppleCare+では、バッテリー残量が80%以下に限り補償)
ニッセイプラスのスマホ保険は、補償対象がスマートフォンのみに限られています。
そのため、タブレットやイヤホン、PC、ゲーム機などの他デバイスは登録できません。
スマホ1台だけをしっかり守りたい方には向いていますが、複数のデバイスをまとめて補償したい方には不向きです。
複数デバイスを守りたい方は、「モバイル保険」のような他社サービスを検討しましょう。
ニッセイプラス | AppleCare+ for iPhone | モバイル保険 | |
月額費 | 400円 | 980円~1,740円 | 700円 |
1台あたりの月額費 | 400円 | 980円~1,740円 | 233円 |
登録可能端末 | スマホのみ | iPhoneのみ | 通信できる端末全て |
ニッセイプラスのスマホ保険は月額200円から加入できますが、200円の「シンプルプラン」は破損のみが対象で、水没・故障・盗難といった他のトラブルは補償されません。
日常的に起こりやすいトラブルに備えるには、月額400円の「安心プラン」への加入が実質的に必須です。
月額費400円という料金は安く感じますが、補償内容など総合的に考えると少し高めです。
他社の保険と比べてみると、AppleCare+は機種によって月額980円〜1,740円と高額ですが、Apple公式の修理が受けられる点で安心感があります。
また、モバイル保険は月額700円で最大3台まで登録可能。1台あたりの費用は約233円と割安で、スマホに加えてタブレットやPC、イヤホンなども補償対象にできます。
このように比較すると、ニッセイプラスはAppleCare+より料金が安くて、スマホ1台だけを補償したい人向けの保険と言えます。
シンプルプランは月額200円で加入できるため、お得な保険に一見見えますが、補償内容が非常に限定的です。
このプランでカバーされるのは「破損」のみで、水濡れ・自然故障・盗難・紛失など、日常的に起こりやすいトラブルは一切補償対象外となっています。
実際、スマホのトラブルは画面割れだけでなく、急な故障や水没といったアクシデントも多いため、安心して使い続けたい方には十分とはいえません。
そのため、安心できる補償を求めるなら、月額400円の「安心プラン」への加入が実質的に必須です。
価格差はありますが、いざというときの補償がまったく異なります。
ニッセイプラススマホ保険と他社スマホ保険の比較

ニッセイプラスのスマホ保険は月額200円から加入できる手軽さが魅力ですが、実際に他社のスマホ保険と比べたとき、どのような違いがあるのでしょうか?
ここでは、補償内容・月額料金・対応端末などの観点から、代表的なスマホ保険と比較して、項目ごとにニッセイプラスの強み・弱みを明確にしていきます。
ニッセイプラス シンプルプラン | ニッセイプラス 安心プラン | モバイル保険 | AppleCare + | AppleCare + 盗難・紛失プラン | |
月額料金 | 200円 | 400円 | 700円 | 980円~1,580円 | 1,140円~1,740円 |
補償対象 | 破損 | 破損・水濡れ・故障・盗難 | 落下・水没・破損・自然故障 | 落下・水没・破損・自然故障 バッテリー劣化(一部) | 落下・水没・破損・自然故障 バッテリー劣化(一部) |
自己負担額 | 3,000円 | 3,000円 | なし | 3,700円 or 12,900円 | 3,700円 or 12,900円 |
修理店 | 好きな修理店で可能 | 好きな修理店で可能 | 好きな修理店で可能 | Apple正規修理のみ | Apple正規修理のみ |
対応デバイス | スマホのみ | スマホのみ | 通信可能デバイス (最大3台まで) | iPhoneのみ | iPhoneのみ |
紛失・盗難補償 | × | 盗難のみ補償 (最大10万円) | 盗難のみ補償 (最大2.5万円) | × | あり |
バッテリー交換 | × | × | × | 80%未満のみ | 80%未満のみ |
ニッセイプラスのスマホ保険は、月額料金が最も安い部類に入ります。
ただし、そのぶん補償内容は最低限にとどまるため、自分にとって本当に必要な補償が含まれているかをしっかり確認してから加入しましょう。
月額料金
ニッセイプラス | AppleCare+ | モバイル保険 | |
月額料金 | 200円 or 400円 | 980円~1,740円 | 700円 |
ニッセイプラスのスマホ保険は月額400円で加入できるため、モバイル保険(月額700円)やAppleCare+(月額980円〜1,740円)と比べて月額料金が最も安いのが特徴です。
しかし、モバイル保険は3台まで登録できるため、1台あたりの月233円で利用できます。
1台あたりでみると、モバイル保険が最もお得です。
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AppleCare+の料金
通常プラン | 月払い | 2年間 |
iPhone 16 Pro iPhone 16 Pro Max | 1,580円 | 31,800円 |
iPhone 16 Plus iPhone 15 Plus | 1,380円 | 28,800円 |
iPhone 16 iPhone 15 | 1,180円 | 23,800円 |
盗難・紛失プラン | 月払い | 2年間 |
iPhone 16 Pro iPhone 16 Pro Max | 1,740円 | 34,800円 |
iPhone 16 Plus iPhone 15 Plus | 1,540円 | 31,800円 |
iPhone 16 iPhone 15 | 1,340円 | 26,800円 |
iPhone16Pro保険料金比較

AppleCare+ | モバイル保険 | ニッセイプラス | |
12ヶ月目 | 18,960円 | 8,400円 | 4,800円 |
24ヶ月目 | 37,920円 | 16,800円 | 9,600円 |
iPhone16Pro保険料金を比較すると、ニッセイプラスはAppleCare+に比べてかなりお得なことがわかります。
月額料金だけで考えると、ニッセイプラスが最も良い選択肢です。
自己負担額
ニッセイプラス | AppleCare+ | モバイル保険 | |
自己負担 | 3,000円 | 3,700円 or 12,900円 | なし |
ニッセイプラススマホ保険とAppleCare+では、自己負担が発生します。
この自己負担が地味に痛く、修理のたびに追加で数千円支払う必要があるため、結果的にトータルコストが高くなることもあります。
保険を選ぶ際は、月額料金だけでなく、自己負担額も含めて比較することが大切です。
補償内容について
ニッセイプラス 安心プラン | モバイル保険 | AppleCare + | AppleCare + 盗難・紛失プラン | |
補償対象 | 破損・水濡れ・故障・盗難 | 落下・水没・破損・自然故障 | 落下・水没・破損・自然故障 バッテリー劣化(一部) | 落下・水没・破損・自然故障 バッテリー劣化(一部) |
紛失・盗難補償 | 盗難のみ補償 (最大10万円) | 盗難のみ補償 (最大2.5万円) | × | あり |
バッテリー交換 | × | × | 80%未満のみ | 80%未満のみ |
ニッセイプラスのスマホ保険では盗難も補償されるのは、大きなメリットのひとつです。
最大10万円まで補償され、必要書類や手続きはあるものの、この月額で盗難までカバーされるのはかなり手厚いといえます。
ただし、バッテリー劣化や紛失は補償対象外です。
この点では、AppleCare+のようにバッテリー劣化にも対応しているプランには劣る部分もあります。
補償内容で比較すると、モバイル保険より手厚くなっており、唯一優れている点です。
他のスマホ保険と比較すると、ニッセイプラスのスマホ保険は「月額の安さ」と「盗難までカバーされる点」が魅力です。
ただし、他の面ではモバイル保険やAppleCare+の方が優れている部分が多いため、自分の使い方や優先したい補償内容に合わせて選ぶことが大切です。
まとめ|ニッセイプラスは人によっては検討の余地あり

ニッセイプラスのスマホ保険は、「とにかく月額を抑えたい人」や「最低限の補償で十分という人」には選択肢の一つになります。
特に「盗難補償がついて月額400円」というのは他社と比べてもコスパ良好です。
しかし、スマホ1台しか登録できなかったり、1台あたりのコスパは微妙な点などデメリットも存在します。
自分とって補償内容が合っていると感じれば、加入を検討しましょう。
※シンプルプランは補償が限定的すぎるので、加入しないように注意!
ニッセイプラススマホ保険加入前に必ず読もう!
ニッセイプラススマホ保険がおすすめできない方
- スマホ以外のデバイス(PCやタブレット)もまとめて補償したい方
- → 本保険はスマートフォンのみが対象
- 複数台を1契約でまとめて補償したい方
- → 1契約につき1台のみ補償
- 自己負担なしで保険を使いたい方
- → 修理時には3,000円の自己負担が発生
- 高額なスマホを使っていて補償上限額を気にする方
- → シンプルプランは年間5万円まで、安心プランでも年間10万円が上限
- 最近のハイエンド端末ユーザーには少し不安が残る